◆感染は大きく分けると---
- 異性間や同性間の性行為による感染。
- 麻薬などの注射器の共用や、HIVに感染した血液の輸血による感染。
- 感染した母親から出生する子供への母子感染。
感染源となる体液は血液、精液、膣分泌液で感染者の体液が非感染者の粘膜 や皮膚の傷口に直接濃厚に接触した場合に、はじめて感染が成立します。
◆感染した母親の母乳にも少量のHIVが存在するので毎日何百mlも与え続けると赤ちゃんは感染する可能性があります。
母子感染は、1.子宮内胎盤を通して、2.出産時に産道での感染が主なルート。
帝王切開で産道感染を少し減らすことはできるが、必ずとは言い切れません。
母子感染の確率は約30%、約3人の子供に1人といわれています。
◆麻薬類を回し打ちすると、針や注射筒の内側に残った血液が、少量でも直接血管に入るので感染の確率が高くなります。
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