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長崎県の医療史
戦前の医療史
昭和時代(元年〜10年)
元年
(1926)
大正15.12.25昭和に改元。
1926年度の伝染病、腸チフスが最も多く134人、(死亡123)、赤痢415人(死亡98)、天然痘93人(死亡14)、猖紅熱153人(死亡33)
2年
(1927)
健康保険給付始まる(1.1)。
北高田結村の腸チフス患者、40人突破(1.8)。
諫早町で一家4人、腸チフスに罹かる(1.21)。
田結村の避病舎・火事(3.1)。
東彼杵郡医師会総会(3.13)。
佐世保市、1月以来疫痢患者14人(3.16)。
第8回長崎県医師会定時総会(3.21 佐世保市会議事堂)。
長崎医大第1回卒業式(3.25)。
花柳病予防法公布(4.5)。
長崎入港の上海丸に天然痘患者、女神に収容(4.23)。
佐世保市の天然痘、初発以来5人(5.14)。
赤痢、南高神代村(5.19)。
佐世保市にも3人発生(5.25)。
佐世保市に天然痘(6.1)。
長崎・立神小女教員、腸チフス発症(6.11)。
長崎市の天然痘患者10人(7.3)。
長崎高商生全員に種痘(7.7)。
伝染病の死亡者激増、1週間に59人(7.23)。
市内稲佐町に天然痘3人、北松佐々炭鉱に赤痢続発(7.23)。
長崎県中等学校医会(7.28 県会議事院)。
西彼西浦上村に天然痘(7.31)。
南松浦郡学校医会(8.3 南松浦郡市庁舎)。
長崎市内の天然痘患者30人に達す(8.9)。
8.−県下の疫痢59人、うち死亡45人、腸チフス71人、うち死亡7人、天然痘5人(死亡2人)。
長崎市稲佐方面に疫痢と赤痢(9.3〜5)。
県議選で七種純一郎(佐世保)、稲松志可太(西彼)、一瀬勝次(東彼)栗原大島太郎(南高)が当選(9.25)。
南高来郡学校医会(9.27)。
長崎県医師会臨時総会(12.11)。
飽の浦方面の腸チフス41人、うち死亡3人(12.16)。
12.1〜18まで長崎市立伝染病院満床、児童46人、家族19人、計65人が腸チフス(12.18)。
飽の浦小学校の腸チフス患者60人(12.23)。
3年
(1928)
佐世保市医師会館開館式(1.22)。
昭和3年度郡市医師会長・県医師会役員聯合会(1.26)。
北松小値賀校に流感(2.14)。
西彼矢上村に腸チフス患者続出(2.21)。
長崎市医師会総会・役員改選(2.22)、会長 淺田新太郎、副会長 井上智三郎、理事 深町 朗・塚原喜代次・一瀬正敏・品川喜八・佐藤嘉久雄・鹿児島甲子之助・板坂 定を選任。
2・‐長崎市内の伝染病、赤痢2・疫痢2・腸チフス33・パラチフス1・ジフテリア5・猖紅熱2、計46人。長崎市伊良林方面に腸チフス続発(3.2)。
南松浦郡医師会総会・役員改選。 会長 鍋島芳雄、副会長 馬場重義、理事 坪内直道・釜我 亮・今村周済・富井虎吉を選任。(3.3)
腸チフス、大村町東浦(3.7)、北高小野村(3.11)に発生。
県下の流感患者6000余人(3.13)。
北高来郡医師会総会(3.15 諫早公会堂)。
南高来郡医師会総会(3.18 島原町平野屋)。
東彼杵郡医師会総会(3.23 大村高女)、会長 中村 忠、副会長 渋江蜴沽Y、常務理事6人、評議員3人を選出。
3・−この月の長崎市内伝染病患者50人。
長崎医大産婦人科、伝染病棟の新築成る(4.19)。
腸チフス、長崎市飽の浦町(5.1)、東彼早岐町に発生(5.3)、早岐の腸チフス患者12人に(5.5)。
長崎市竹の久保で一家3人赤痢(5.20)。
大村連隊に腸チフス発生(5.22)。
長崎入港中の海軍水兵が赤痢(5.24)。
腸チフス、北高小野村(5.30)、長崎市出雲町(5.31)、再び小野村に3人(6.9)、早岐町に16人(6.10)、発生。天然痘、佐世保市に発生(6.11、6.16)、その後も外に疑似患者続出。諫早町に腸チフス、大村女子職業学校寄宿舎に赤痢(6.17)。
佐世保市の種痘人員3万3000人(6.19)。
佐世保市に天然痘発生(6.23)。
長崎耳鼻咽喉臨床学会第1回例会(6.24 医大外科講堂)。
6.25〜28長崎市に豪雨、死傷者14人。
長崎市岩瀬道町に赤痢、稲佐町に腸チフス、西彼小榊村小瀬戸にも発生(7.5)。
長崎市飽の浦町に腸チフス(7.10)。
長崎市内に疫痢続発(7.12)。
南高大正村まで赤痢、平戸高女・腸チフス流行につき休校(7.13)。
平戸猶興館中学も休校(7.15)。
長崎入港船に腸チフス患者発生、北高来郡衛生総会(7.20 諫早町公会堂)。
県下の高齢者100歳以上5人(7.21)。
北松山口村に天然痘(7.25)、北高小長井村に腸チフス(8.2)。
西大村で一家5人が赤痢(8.8)、大村連隊内でも発生(8.25)。
8.−この月の長崎市内伝染病、赤痢12・疫痢32・腸チフス43・パラチフス1・ジフテリア5・猖紅熱2・流行性脳脊髄膜炎2、計97人、うち死亡19人。
県下第6回中等学校医会(10.23 県会議事堂)。
長崎市竹の久保町の腸チフス患者は14人(11.21)。
西彼杵郡長与村の天然痘患者が死亡(11.23)。
南高来郡口之津町と北松江迎村に赤痢患者が発生(11.25)。
佐世保市に天然痘患者発生(12.19)。
4年
(1929)
佐世保市に天然痘(1.5)。
長崎掖済会病院に入院中の患者、腸チフス発症(1.13)。
天然痘、長崎市新地町に1.19、1.27相次いで発生。
1.−この月の長崎市の伝染病、腸チフス39人、パラチフス2人、ジフテリア10人、天然痘3人、猖紅熱4人。
日本皮膚医学会例会(大浦ジャパンホテル)、長崎市竹の久保の伝染病院入院中の天然痘患者死亡(2.2)。
長崎市丸尾町に腸チフス(2.9)。
長崎市医師会定時総会(2.26 出島内外倶楽部)。
2.−この月の長崎市の伝染病、腸チフス34人、疫痢1人、パラチフス1人、ジフテリア8人、天然痘1人、猖紅熱8人。
長崎県医師会第11回定時総会(4.4 長崎市桜町商工会議所)。
五島地方の小学校、流感で次々と休校(4.24)。
長崎女子師範寄宿舎に腸チフス発生(5.22)。
長崎医大皮膚科・小児科地方会(5.26 雲仙)。
同外科集談会(5.28 精洋亭)。
5.−この月の長崎市の伝染病患者113人(赤痢11・腸チフス78・パラチフス2・ジフテリア10・猖紅熱11)。
6.−この月の長崎市の伝染病患者腸チフスが最も多く70人。
長崎市の中国人少女が天然痘、女神検疫所に収容(7.16)。
北高湯江村に腸チフス患者2人(7.19)。
佐世保市で疫痢が猖獗(7.25)。
長崎市稲佐で流行性脳脊髄膜炎、島原町では赤痢猖獗(7.30)。
南高西有家町で腸チフス、佐世保市の赤痢患者38人(8.1)。
長崎・佐世保市で疫痢続発(8.3〜4)。
東彼杵村に赤痢と腸チフス発生(8.17)。
長崎市の疫痢患者2人死亡(8.21)。
8月の長崎市内伝染病、疫痢31・腸チフス27・赤痢9・パラチフス3・猖紅熱2・流行性脳脊髄膜炎1。
長崎港外神の島に腸チフス(9.3)。
9月の長崎市内伝染病、赤痢16・疫痢25・腸チフス56・パラチフス6・ジフテリア11・猖紅熱6。
北高来郡学校医評議委員会(10.11 諫早町公会堂)。
北高戸石村に腸チフス(10.13)。
長崎医大講演部、福江町で講演会、古屋野宏平教授・4年生楠井賢造が講演(10.16)。
県下学校医大会(10.23)。
10.−島原方面で流感患者が発生。10月の長崎市内伝染病、赤痢24・疫痢13・腸チフス55・パラチフス3・ジフテリア14。北松小値賀村に疑似赤痢患者が発生(11.19)。
北高田結村に腸チフス患者発生(12.20)。
なお、この年の県下の腸チフス患者総数570人、うち死亡116人。
5年
(1930)
長崎市稲佐町に腸チフス患者27人、井戸水の共同使用が原因(1.14)、稲佐町一帯で腸チフス予防注射を約4000人に施行(1.16)。
1月の長崎市内伝染病、赤痢10・疫痢4・腸チフス63・パラチフス2・ジフテリア9・猖紅熱3・流行性脳脊髄膜炎1。
長崎市医師会定時総会(2.18 出島内外倶楽部)、役員改選。会長 一瀬正敏、副会長 板坂 定、理事 深町 朗・品川喜八・塚原喜代次・佐藤嘉久雄・松森經夫・淺田新太郎・朝長雄三。
長崎県医師会第12回定時総会(2.27 長崎商工会議所)、役員改選。

会 長 淺田新太郎
淺田新太郎(昭和5年2月27日〜昭和17年12月22日)
(写真は、淺田会長)
副会長 村岡文之助
幹 事 井上智三郎、
鹿児島甲子之助、
松永房雄、中村 忠、
田中徳見、瀧口育之
(6.3就任)

島原町に猖紅熱、一部落に10人位(3.19)。
平戸町にも猖紅熱(3.30)。
県学校医理事会(4.10)。
北高本野村小学校で麻疹143人(4.16)。
南松浦郡医師会総会(4.28)。
公立五島病院の移転新築落成式(5.1)。
北高森山町にパラチフス発生(5.3)、大村女子職業学校寄宿舎にも(5.4)。
県学務課、調査結果を発表(6.1)
昭4.3〜12まで県下中小学校生徒児童の伝染病患者1865人、うち半数が流感。
西彼時津町に腸チフス12人、疑似患者5人発見(6.18)。
平戸町の腸チフス患者77人、避病舎は満員(6.20)。
6.1〜26まで県下で疫痢31人、赤痢12人、腸チフスは疑似を含めて214人(6.26)。
平戸町の腸チフス患者150人、河水使用で蔓延、死亡30余人(7.3)。
対馬に腸チフス(8.2)。
佐世保市の伝染病患者、1月以降284人、うち死亡85人(8.18)。
疫痢の死亡率71.3%(8.30)。
8.−県下の伝染病、赤痢60・腸チフス151・疫痢24・ジフテリア10・パラチフス6・流行性脳脊髄膜炎255。
五島青方町に腸チフス猖獗(9.1)。
学校衛生協議会、西彼杵郡(9.8)。
南高来郡(9.17)。
東彼杵郡(9.26)。
長崎市(9.29)でそれぞれ開かれる。
東彼杵郡尾瀬村で疫痢患者死亡(10.6)。
長崎女子師範生に腸チフス(10.26)。
長崎市学校医会(10.24)。
第7回長崎医学会総会(11.15 長崎市会議事堂)。
佐世保市に天然痘、長崎市大浦町に腸チフス患者発生(12.1)。
長崎女子師範の赤痢患者32人(12.3)。
北高長田村に腸チフス患者(12.6)。
長崎医学会第55回例会(12.18 医大内科講堂)。
6年
(1931)
佐世保市の流感患者3000人突破(1.16)。
長崎市衛生課調査、昭和5年度の伝染病患者640人(死亡188人)、発生件数で最も多いのは腸チフスで258人、死亡率で高いのは疫痢で181人中122人(67.4%)と発表(1.20)。
長崎市医師会定時・臨時総会(2.20 出島内外倶楽部)。
長崎県医師会第13回定時総会(2.26 長崎商工会議所)、健康保険部長に鹿児島甲子之助、常務理事に松永房雄を選任。
2.−県下の流感患者7200人、死亡者は佐世保9人、大村・壱岐各2人。北松浦郡医師会総会(平戸勧業館)、佐世保市にコレラ、県下に猖紅熱患者(3.12)。
対馬厳原地方で流感猖獗(4.2)。
佐世保市医師会例会(4.15)。
県学校医理事会(4.24)。
長崎市西古川町に腸チフス、一家6人に発生、女子師範生にも22人(5.8)。
竹の久保伝染病院の患者収容80人(5.20)。
女子師範の腸チフス38人、竹の久保避病院に収容患者93人、もはや収容の余地なし。医大の隔離病棟25床も28人収容(5.21)。
竹の久保避病院、腸チフス患者を物置にまで収容、患者総数120余人(5.22)。
長崎市の腸チフス患者400人突破(5.31)。
女子師範の腸チフス96人(6.2)、長崎市の腸チフス600人突破・伝染病院は戦時状態。
長崎市の腸チフス患者2000人、料亭・飲食店・花柳界、閑古鳥が啼く有様(7.10)。
佐世保市に赤痢と腸チフス患者4人(8.7)。
県下中等学校医大会(8.19)。
県主催・長崎市学校医会、長崎医大眼科教授淺沼武夫一行、県下郡市で開眼検診始める、郡市の失明者1600人(8.25)。県医師会、郡市医市会に通知、1月以降の伝染病患者2017人、うち死亡425人(8.27)。
佐世保市中小学校医会(9.8)。
長崎港にコレラ侵入(9.13)。
満州事変勃発(9.18)。県議改選、医師七種純一郎(佐世保市)、一瀬勝次(東彼)、栗原大島太郎(南高)、中川与平太(北高)が当選(9.25)。
佐世保市医師会例会(10.14)。北高来郡南部医師懇談会(10.15)。
県議会副議長に医師の一瀬勝次議員が当選(10.24)。
長崎医学会第18回総会(11.28〜29 袋町公会堂)。
この年、長崎市内で腸チフスが大流行、患者総数2521人、うち死亡は470人。
7年
(1932)
上海事変勃発(1.28)。
県立小島病院長 向井 隆、県衛生課長に任命される(2.1)。
佐世保市福石免方面に腸チフス患者数人発生(2.2)。
長崎市医師会定時総会(2.9 出島内外倶楽部)。
長崎県医師会第14回定時総会(2.26 長崎商工会議所)。
日華連絡船「長崎丸」、上海からの避難者848人を乗せ入港、長崎駅前には救護所を設け、長崎医大の救護班が避難者の手当に当たる(3.2)。
長崎市、市内西上町の市立トラホーム治療所を市役所内に移す(3.31)。
佐世保市医師会春季総会(4.25 市医師会館)。
5.15事件起こる。長崎市医師会臨時総会(5.18 出島内科倶楽部)。
西彼杵郡大串村小迎小学校に麻疹流行、福江町の県立五島高女生、九州各地の修学旅行から帰った後、腸チフス発症、死亡(6.18)。
長崎市学校医会(7.4 市会議事堂)。
7.20〜22大村方面に疫痢・腸チフスが蔓延。
不況と失業は深刻化、全国の失業者50万人、農漁村の欠食児童は20万人にも上る(7.27)。
佐世保海兵団に流行性脳脊髄膜炎(9.7)。
県中等学校医会長崎市役員会(10.12 新町雨森病院)。
北高来郡医師会秋季総会(10.17 諫早小学校)。
県主催・学校衛生研究会(10.19 北高来郡小野小学校)。
県中等学校医会総会(10.20)。
長崎県学校衛生大会(10.21 長崎会館)。
長崎医大教授(解剖学)国友 鼎在職25周年記念式典(10.22 大学講堂)。
第35回九州医師会医学会(10.22〜23 大学講堂)。
長崎医学会第9回総会(11.24 出島内外倶楽部)。
8年
(1933)
腸チフスが西彼松島村に発生(1.30)。
長崎県医師会第15回総会(2.8 長崎商工会議所)。
南松浦医師会総会(3.21 有川町公会堂)。
日本政府、国際連盟脱退に踏み切り国の進路を誤る(3.27)。
長崎市、市医師会と簡易診療契約を交わす(4.3)。
北高来郡医師会春季総会(4.16 諫早町公会堂)。
長崎市、簡易診療制度を実施、低所得者には診療券を発行、診察費は無料・薬価は3分の1に割り引く(5.1)。
長崎市医師会臨時総会(5.17 出島内外倶楽部)。
北高小江村に腸チフス発生(5.21)。
南高来郡医師会総会(5.28)。
東彼川棚港に碇泊中の船中で疫痢患者死亡、また早岐町で腸チフス患者発生(6.27)。
長崎紡織の腸チフス患者36人(7.13)。
県主催・南高来郡学校衛生協議会(8.3)。
南松浦郡学校衛生会(9.13 福江尋常高等小学校)。
北高来郡学校衛生研究会(10.19 小野小学校)。
北高来郡医師会秋季総会(10.26 諫早中学校記念館)。
平戸町に腸チフス患者発生(11.3)。
県中等学校医会・県主催・中等学校衛生会(11.4 県立瓊浦中学校)。
長崎署管内各検番の芸妓中花柳病感染者45人、厳重説諭(11.11)。
長崎医学会第10回総会(11.18 市公会堂)。
南松三井楽町にパラチフス患者5人発生(12.14)。
9年
(1934)
県下で流感猖獗。
長崎市内の流感による病欠生徒2000人(1.20)、佐世保市1800人、平戸町1000人以上(1.23)、遂に学校閉鎖44校に上る(1.30)。
平戸町で感冒の患者、腸チフスと判明(2.4)。
西彼瀬戸町医師協議会(2.5 役場)。
東彼上波佐見村に無料診療所開設(2.9)。
長崎市医師会代議員選挙(2.12 袋町事務所)、同役員改選(2.20)。
会長 一瀬正敏、副会長 佐藤嘉久雄、理事 品川喜八・松森經夫・岡田保治・原口哲次・中山貞次郎・賀来作一・小森 茂。
長崎県医師会役員改選(2.24)

会  長 淺田新太郎
副会長 村岡文之助
理  事 鹿児島甲子之助、稲松志可太、本川杏仙、
板坂 定、松永房雄

長崎医大学長に九大名誉教授 高山正雄就任(2.24)。
上・下県郡医師会定時総会(3.15)。
北松浦郡医師会総会(3.18)。
南松浦郡医師会第15回定時総会・南松浦郡学校衛生会総会(3.27 福江町役場樓上)。
佐世保海軍病院に家族診療所設置(5.29)。
長崎市医師会役員改選、会長に鹿児島甲子之助を選任(5.30)。
西彼崎戸町に天然痘(5.31)。
腸チフス、長崎市内に蔓延し始める(6.19)、同市内小菅町にも18人、北松佐々・柚木にも続発(6.22)。
長崎市、井水の使用を禁止(6.23)。
長崎市学校衛生協議会(6.29 長崎高女)。
東彼折尾瀬村に腸チフス発生(6.30)。
猖紅熱、大村町の女子師範に発生・北高来郡学校衛生協議会(7.11 県立諫早高女)。
北松浦郡学校衛生協議会(7.17 平戸高女講堂)。
長崎医大眼科の開眼検診、西彼瀬戸町より始まる(7.24)。
北松津吉村に腸チフス患者6人(8.11)。
長崎市浪の平町に疑似赤痢・館内町に腸チフス(8.16)。
南高来郡学校衛生協議会(島原高女講堂)。
長崎市小島の養生所跡で記念碑除幕式(9.21)。
長崎製糸(諫早町)で腸チフス患者80人突破(11.27)。
西彼崎戸町に疑似天然痘(12.13)。
10年
(1935)
対馬に天然痘患者3人(3.2)。
長崎市内小学校児童3万944人中2504人がトラホームと判明(3.17)。
長崎市学校衛生医師会総会(3.29 市会議事堂)。
北高来郡医師会総会(4.28 諫早町公会堂)。
前長崎医大学長 小室 要死去、享年55歳(5.18)。
諫早町に天然痘(6.11)、腸チフスも発生(6.12)。
長崎市内の伝染病患者38人(赤痢9・疫痢14・腸チフス9・ジフテリア1・猖紅熱4・流行性脳脊髄膜炎1)。
北松浦郡学校衛生協議会(7.25 県立平戸高女講堂)。
長崎市片渕町に疑似疫痢患者4人発生(7.31)。
北高来郡学校衛生協議会(8.6 諫早小学校)。
疫痢患者、長崎市西立神町に、飽の浦町には腸チフスが発生(8.9)。
諫早町には赤痢患者3人(8.20)。
8.−8月中の長崎市内伝染病147人(赤痢67・疫痢62・腸チフス9・猖紅熱3・ジフテリア3・流行性脳脊髄膜炎3)。
長崎市学校衛生会(9.10 市会議事堂)。
長崎市医師会館の移転新築落成式、袋町23番地から榎津町55番地に移る。県医師会事務所も同会館内に移転(9.13)。
昭和10年9月〜昭和46年12月までの長崎市医師会館県議選で稲松志可太(西彼)、本川杏仙(東彼)、栗原大島太郎(南高)の3会員が当選(9.25)。
県議会副議長に栗原大島太郎議員が当選(10.25)。
長崎医学会第12回総会(11.16〜17 長崎市医師会館)。
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